塾の費用と家庭教師の費用を比べると、家庭教師の方が若干高いようです。
ものにたとえると、塾は大量生産で家庭教師は手作りの工芸品・・・・それは少し大げさかもしれませんが、そんなに外れてはいないと思います。
塾では、決まった時間内で、ある程度の数の生徒をまとめて教授するため業務で考えると効率がいいわけです。
逆に、家庭教師は、決まった時間内で基本的には1人の生徒を教授しますから、仕事としては効率が悪いことになり、効率に見合った時間単価が高くなることになります。
日本の庶民教育では、寺子屋がよく知られています。江戸の中期からの貨幣経済の発展にともない、庶民の間でも読み・書き・そろばんなどの生活に必要な知識や技能、道徳をこじんまりとした規模で、その数を増やしていったそうです。
明治以降は、小学校教育に移行し寺子屋は消滅していきましたが、日本における教育の基盤として寺子屋の存在は重要な意味を持っていたと考えられています。
現代社会では、教育のあり方や教育方法が、大きく様変わりしており、特に、不登校傾向のある子どもにとって家庭教師の存在は、教授者として、あるいは、カウンセラー的役割を担う者として、需要が高まるのではないかと考えられているようです。
This entry was posted on 木曜日, 9月 25th, 2014 at 12:00 AM and is filed under キッズ. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can leave a response, or trackback from your own site.